ポッピンQ

.30 2017 映画 comment(0) trackback(0)
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 去年観た映画のレビューの庫出し、本日のお題は、東映アニメーション創立60年記念
作品「ポッピンQ」です。
《あらすじ》
中学の卒業を目前に控えた伊純(声の吹替えは瀬戸麻沙美さん)は、陸上の県大会で
思ったような結果を出せず、悶々とした日々を送っていた。
卒業式の朝、美しく輝く石を見つけた伊純は、異世界「時の谷」へとやって来てしまう。
時の谷の住人・ポッピン族によれば、時の谷は今、崩壊の危機を迎えていると言う。
もし他の世界の時を司る時の谷が崩壊すれば、伊純の住む世界にも影響が出てしまう。
この危機を救う為には、伊純が拾った石…「時のカケラ」を集め、祈りのダンスを捧げる
しかない。
伊純と同じ様に其々悩みを抱え、時の谷へとやって来た4人の少女と共に、伊純の
冒険が始まろうとしていた…。

以下、ネタばれありの感想です。
欲張り過ぎ…本作を一言で評するなら、こうなります。
あれもこれもと描きたいことを詰め込み過ぎた結果、そのどれもが薄味になって
しまっていたのです。

卒業を主題として、15歳という多感な時期の少女達が冒険を通じて成長するという
本作の作り…素材は王道で素晴らしいと思います。
ただ、それを面白く見せる為の調理方法が拙かった。
上記のような作りにするならば、成長を描く対象を主役の伊純のみ…若しくはあと
一人位に限定すべきでした.
対象が5人もいるのに、上映時間は90分程となっているので、各員の描写が浅く
なってしまってたんですよね。

更に、人物描写だけでなく世界観の描写も浅いと感じました。
どうして成長した沙紀が誕生してあのようなラスボスみたいな存在になってしまった
のか、そんな黒沙紀に従うジンバットはどうして悪に走ろうとしたのか…何でも
かんでも答えを用意しろとは思いませんが、本作に関してこれらはちゃんと描くべき
ポイントであったと思います。
それと、やはり「世界を救うツールに何故ダンスなの?」という疑問が終始付き纏って
しまいました。
プリキュアシリーズで培ってきた技術をフルに活用していて、ダンスシーンは滅茶
苦茶気合が入っていただけに、これに関しては、なるほど!と思わせる仕掛けが欲し
かったな~…。

それと、エンドロール後の一連のシーン…伊純と他の4人が同じ高校に進学し、その
先で大事件に巻き込まれるという本作のその後を描いているおまけ映像…あんなん
作るくらいなら、ちゃんと本編をしっかり作りなさいよと思っていしまいました。
あれって、本作がヒットしたら、作るってことなんでしょうかね…。

以上のようなことから、本作に関しては尺の短い映画ではなく、TVシリーズでゆっくり
見せて欲しかった…と言うのが、正直なところです。

そんなこんなで、東映アニメーション設立60周年記念作である本作は、とにかく描き
込みが足りないと感じた一本でした。
以上!
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